火垂るの墓

アニメ
04 /29 2018
・現代日本はここから始まった?
4月中に書き留めておきたかった話で更新
5日にお亡くなりになった高畑勲監督の代表作
「火垂るの墓」に関する雑文です。

原作は2015年に故人となられた野坂昭如氏の短編小説です
分量は30ページ程ですので機会があれば一読してみるのも良いかも。
小説の方はドキュメンタリー風というのかあっさりした印象を受けました。
野坂昭如氏が1930年10月生まれですので玉音放送の時満14歳、主人公清太は
自身を投影したモノでもあるようで。
小説同様敗戦後の混乱の中野垂れ死にでは「火垂るの墓」も生まれなかった訳ですが。

・100人が100人絶賛する作品は無い、と知りつつ
作品の素晴らしさについては語り尽されている感があるので
ツイッターで見かけたツッコミについての話をメインにしてみます
“7000円(今のお金で1000万円)というまとまったお金があったのに即飢え死に”
昭和20(1945)年から物価が1428倍?当時の日本、終戦直後から5年程悪性インフレで物価が200倍程度に
1950年あたりでその悪性インフレが収まったようですがそこからでも60年以上
物価は7倍にはなっているでしょう。
昭和20(1945)年から物価1428倍、確かにそれ位かも?

・卵が一個4284円⁉
結構前ですが北九州で生活保護を拒否されて餓死という話もありました
しかしそういうのは極々一部の極端な例で貧乏人と言ってもメタボに注意しなくてはいけない時代
“まとまったお金があったのに飢え死に”
こういうツッコミはお金≪モノの時代があったというのは想像出来ないから?
こういう事書いてる私も正直想像出来ておりません。

映画では細かく触れていなかったと覚えてますが
小説の方に闇物資の値段でこんな件が
卵一個3円 油一升(1.8ℓ)100円 牛肉百匁(375g)20円 米一升(1.5kg)25円
これに1428を掛けると
卵一個4284円 油一升(1.8ℓ)142800円 牛肉百匁(375g)28560円 米一升(1.5kg)35700円

油は何かは書いておりませんがいくら何でも異常では…間違い?いや当時は食用油まで軍用に回していた?
仮の話で毎日米一合だけ口にするとしたら30日で三升、代金は107100円也…
小説の方では“ルートつかまねば高値の花。”と続きます。
“ルートつかまねば高値の花”お友達がいればある程度は安くなる?
近年完全排除が進みつつありますが「ヤクザ」が幅を利かせていたのはこういうのが切欠?
火垂るの墓は戦災孤児兄妹の餓死までを描いた作品ですが敗戦の混乱の中闇物資に手を出さなかった
判事が栄養失調で死んだ話は有名です。
エリート公務員である判事、親族等からの援助の申し出もあったという説もありますが
ともかくいくら日本人でも栄養失調で死ぬまで規律を守る人は極々少数でしょう
警察等役人「ある程度目こぼししないと俺たちも食えなくなるし…」
戦後ヤクザはこんな感じで生まれた?

あと“農家もずるく、金では米を売らず”という一節も
この辺りももう今となっては正直ピンと来ません
「売らなきゃモノがダメになるだけだぜ」などと思ってしまいます
小説は戦争終結直前、インフレはこれからが本番というのもありますが…
とにかくモノ不足で今では想像出来ないムードに支配されていた?

終戦直後のインフレ、これも参考になるのでは
田中貴金属金年次価格推移 下部に明治初期~金輸入自由化前(1973年3月)のデータあり

そして敗戦、節子の死へ
悪い時には悪いことが続くと言われたりしますが
昭和20(1945)年は史上稀にみる凶作だったという話も
小説でもこのあたりには触れております
節子に良い物を食べさせたいと奮発しますが
米一升(1.5kg)40円⇒(57120円)
かしわ150円⇒(214200円)
今かしわを21万円分というと相撲部屋でもない限り食べきれないのでは… 

食べ物がここまで高騰するというのは何かの間違いでは無いのか?
団鬼六先生の自伝「蛇のみちは」から
1947年、金融緊縮措置令がしかれ法律を守る一般市民が月500円までしか使えない中
闇市でカレーライス15円、天丼20円で売られていたという一節が
今だと15万円以内での生活を強制される中カレーライス4500円、天丼6000円で売られているという感じでしょうか?
平成日本でも幻の材料を集めた特級品というならこれ位いくかもしれませんが…
今では想像出来ないというだけで食べ物が高騰した時代は確かにあったようで
今日は昭和の日、平成も終わりが見えてきましたが現代日本だと
食糧が高騰しようと何だろうと「もっと稼げばイイだろ」で話が終わってしまう気も。

故天野祐吉氏が最晩年のコラムで何でもお金の話になる現代の世相を批判していたのが印象に残っておりますが
何でもお金でカタが付くというのは幸せな事なのかも?
火垂るの墓みたくお金がアテにならず栄養失調で死ぬというのもゴメンですし。
「まとまったお金があったのに飢え死に」
このツッコミに対する回答
「カネ≪モノで食糧が信じられないくらい高騰した時代だった」で良いのではないでしょうか
もうこういう時代は来ないと信じる他ありませんが
カネ>モノのデフレを脱却しようと有力政治家の方々は連呼しているな…
上手く管理出来ず食糧高騰といった事態になったら戦後混乱期よろしくエリート公務員でも食えなくなるのでは…
「働く」にしても食うに直接関係無いハイテク機器に関わるモノばかりの気がしますし。
どうも陰気な〆にしてしまいます。
今回は「火垂るの墓」から始めた雑文なのでやむを得ない?
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墓場鬼太郎

アニメ
12 /31 2015
・平和の恐怖を描いている?
年内に書いておきたかったネタを
11月末に亡くなった水木しげる先生原作のアニメ
墓場鬼太郎です

何回もアニメ化されたゲゲゲの鬼太郎、アニメ化を機に「墓場の鬼太郎」から改題したという
経緯があるようです。

墓場鬼太郎アニメDVD、当方最終回「アホな男」が凄く気に入ってしまい全4巻を所有している次第です。
7年前の作品ですが中古でも安くは買えない模様です。
ロード・オブ・ザ・リングくらい数が出ると別ですが
デフレとはいえ良いモノは値崩れしないのだろうか?

「平和の恐怖」書きたいフレーズは書いてしまいましたが何の事か?というのも含めてキャラ&内容紹介を
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鬼太郎
幽霊族最後の生き残り
妖術は使うのですがカナヅチだったりチンピラに締め上げられたりと
普通の子供に毛が生えた程度でパッとしません。
ヒーロー物になった「ゲゲゲの鬼太郎」
鬼太郎が一度相手妖怪にやられて一反木綿や砂かけ婆といった仲間妖怪の助力で敵を倒すというのがお決まりだった記憶が
苦戦しないと話にならないというのもありますが「あまり強くないのでは?」というのは墓場鬼太郎の名残でしょうか?

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目玉おやじ
第一話でこの姿になった詳しい経緯が描かれます
「ゲゲゲ」より光彩部分が小さい、体の血管など不気味さを狙ったデザインとのこと
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元はこのミイラ男みたいなのです
おばけは死なない♪病気も何にも無い♪という有名な歌詞がありますが
幽霊族、病気にもなるし死ぬようで
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墓場鬼太郎、出だしは鬼太郎を身ごもったまま夫婦が死ぬという重い設定となっております。
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漫画で幽霊族(人間モグラ族)という表記もありました
”人間モグラ族”普通の人間の方が怖くて強いという意味もあったのかもしれません。
目玉おやじ、鬼太郎の片目という話をする人もいますが死んだミイラ男の目だけ蘇ったという設定です
声はお馴染み田の中勇さん、2010年に亡くなられました
最後の目玉おやじはゲゲゲの鬼太郎第5シリーズのようですが
「アホな男」の目玉おやじのセリフは深いモノが多く遺作として語り継がれるべきモノでは?
と思ったりします

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ねずみ男
子泣き爺、ぬりかべといった「ゲゲゲ」の仲間妖怪、墓場鬼太郎では全く登場しません
仲間妖怪?で出てくるのはねずみ男だけです。
寝子という猫娘の原型?というキャラは登場しますが特異体質の人間ですし
ねずみ男、臭い息&屁で人間をKOします。汚いのですがチンピラを気絶させたり
ヤクザの集団を余裕綽々で返り討ちにしたりと鬼太郎より頼もしく見えることも…
゛鬼太郎より頼もしく見える″「ゲゲゲ」ではこの役回りを仲間妖怪に譲ったのかも?

・これはどうだろう?という人もいるかと思いますが
おばけは死なない♪病気も何にも無い♪ではなく鬼太郎たち、風雨を凌げる寝床と食べ物がいるようで
普通の人間と同様おカネを欲します。
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第6話水神様から金貸し協森の借金取り立てで”水神”と対峙する鬼太郎
「世の中カネ」ですが水神がどうやっておカネを使うのだろう?
ともかくこの件が切欠で鬼太郎は窮地に陥ることに。

水神、第7話で文明の利器の前にあえない最期を遂げます
古来の怪物といえど欧米の近代兵器の前には…
この辺りにも従軍経験が反映されているというのは穿ち過ぎでしょうか。
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これは第6話の1シーンです。軍の決死隊、というイメージでしょう。

おカネ、誰かに何かをしてもらう権利書なので
全く誰の手も借りずに自給自足が出来る
地代を請求されるにしても日本ですと自衛隊の手に負えない、という位の力があれば無視できるのですが
妖怪までおカネを欲する世界
戦地で銃弾と爆弾に、復員してからは「支払い」に追われた水木先生の経験が反映されているのではないでしょうか

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最終回「アホな男」終盤から
「食う」というのはあの世には無い快楽のようですが
仕事と支払いに追われる生活があると知らずに現世に来た「水木」はあの世に戻ろうと試みて…
というシーンです。
総員玉砕せよ!」は戦争の恐怖、こちらは平和の恐怖を描いているのかも?

…支払いより銃弾・爆弾に追われる方がマシという人はイスラム国など反米過激派に身を投じるのも一手かも…
という不謹慎な一文で〆たいと思います。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース その2

アニメ
06 /20 2015
今回もジョジョの奇妙な冒険のモトネタ紹介です

マンガの方は第4部に入ってからシラケてしまいました。
ジョセフが一番好きだったのでボケてしまったというのがどうも…
波紋使いは若さを保つという設定はどうしたのだろう?
あと内容もかなりパワーダウンしてしまったような。
当方が覚えているのは片桐安十郎(アンジェロ)のトコロまでですね。

第三部中盤の山場
「吊られた男」Jガイルのモトネタを紹介します
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この鏡を使うスタンドというアイデア
世にも不思議なアメージングストーリー第19話「鏡よ鏡」からの引用でしょう
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右端はジャケット画像です

第19話「鏡よ鏡」監督は巨匠マーティン・スコセッシです
金曜ロードショー(だったと思う)で「鏡よ鏡」を見て「モトネタはこれか」と
しかし人気作家が引用するだけあって世にも不思議なアメージングストーリーでも
ぶっちぎりで面白かった記憶が

オンラインDVDレンタルであるようなのでアマゾン等で探すよりこちらを利用した方が安上がり?
DVD/CDレンタル

アニメは新しいとはいえ原作はかなり昔の作品なので検索すればすぐ分かる話なのですが
前回からの流れで書いておかないと気が済まなかったモノで
しかしジョジョも結局「吊られた男」の辺りが一番面白かったような…

「パクリだ」と批判するつもりは無く当方はモトネタがハッキリしてるシーンに限って
面白かったり印象に残ってしまう。

この太字の一文を書きたかったのです。

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース

アニメ
06 /10 2015
・今放映しているアニメのカテゴリーで
6月も10日なので一度更新します
前回の不謹慎な〆方から
ああいう文章を書いたのは
「バレなければイカサマとはいわない」
ジョジョの奇妙な冒険第三部のセリフが印象に残っているせいか?
まあ当方リアルのび太を自認しておりますから
イカサマに引っかかる方かな?

・このブログではモトネタ紹介で
漫画でもなぜか印象に残ったダニエル・J・ダービー⇒オシリス神のスタンドとの対決から
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第三部の主人公空条承太郎、作者の荒木先生はクリント・イーストウッドを意識しているという話も
こういう話に興味なかったらこれ以降読むのはおススメしません
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ジョセフ・ジョースターとの対決は操作ミスで消してしまいました
ジョセフとダービーの勝負で酒が並々と注がれたコップにコインを入れるというゲームを行うのですが
これは…

この映画から、当方ジョジョの奇妙な冒険の方を先に見たのですが
チャールズ・ブロンソンが「コインを5枚入れる、これが難しい」とやりだすのを見て
「ああ、あのシーンのモトネタはこれか」と
映画の方の結果は…興味のある人は見て頂きたいかな、といっても新作を見るだけでもお腹一杯という時代ですが

あとジョセフがわざとらしくダービーの名前を間違うやり取り
これは…

この映画のポーカー勝負のシーンからではないでしょうか
1973年のアカデミー賞映画です
こういう脚本・ストーリーを書けるようになる学校ってあったら行きたいな…
しかしそういうのがあったらそれこそ詐欺でしょう、もし触れ込みがあったら「本を見せてみろ!」
でオシマイの気もしますが、こんな事言っててコロリと引っかかったりして。
映画最終盤に見せるポール・ニューマンの表情も良いんですよね、あれで観客を騙してしまうというのもあるのでは
あの表情に騙されるのはおまえくらいだ!となるかもしれませんが。
「ウソをつく技術の退廃ほど、嘆かわしいことはない」‐マーク・トウェイン
天野祐吉さんのコラムで知った言葉です。
演技が上手い・良く出来た映画⇒ウソをつくのが上手いということか?

アニメのカテゴリーでクラシック映画ネタになってしまいました
ガキの頃は「パクリ」と偉そうに思っておりましたが
自分の世界に落とし込む、あるいは何か光るワンポイントを付け加えるのが大変なのでしょう
しかし人気作家が流用するだけあってモトネタ映画「おっ凄い」となることが多いんですよね。
モトネタを知らない段階でもそういうシーンって妙に印象に残ったりするんだよな…
北斗の拳の序盤、首くくりのシーンなど

風の谷のナウシカ

アニメ
07 /26 2014
・「もののけ姫」は「風の谷のナウシカ」を和風にして焼き直した感も受けました。
スタジオジブリ&宮崎駿監督作品、宮崎駿監督の引退を機に意識調査を行っておりました
結構前の記事になりますが
宮崎駿監督の長編映画で最も印象に残っているのは?
人の好みには差がありますので票がばらけるのは当然ですが10%以上の票を集めたのは5本
“印象に残っている”ベスト5は
1位 天空の城ラピュタ       21.9%
2位 風の谷のナウシカ       19.4%
3位 となりのトトロ        16.6%
4位 千と千尋の神隠し       11.8%
5位 ルパン三世 カリオストロの城 10.2%

こうして並べてみると“人の好みには差がある”といっても人の感じる事は大体同じかな?
とも、となりのトトロまでの神作品4本(当方の偏見?)+日本映画史上最高のヒット作という結果に。
ヨソで意識調査をしてもベスト3内で順位の変動がある程度で結果はさほど変わらないと思います。
カリオストロの城は「ルパン」と“ジブリ”では無いし、というのも効いているのでは。

当方は「ルパン三世 カリオストロの城」か「風の谷のナウシカ」で悩みましたが「風の谷のナウシカ」に一票


初見は金曜ロードショー、21インチ程度のブラウン管テレビだったかな・・・
漫画もあるようですが当方未見、この映画の印象が良すぎるので見るのが怖いというのがあります。

・見た順番も評価に影響する?
アニメ監督というより存命されておられる映画監督の中では日本一のビッグネームの感がある宮崎駿氏
最初に観た作品は「魔女の宅急便」だったと思います、感想は「普通」
その後「紅の豚」を見た記憶が、「紅の豚」が公開されたのは92年、92年の日経平均株価みたいに評価が大暴落!
「なんじゃコリャ、凡庸監督じゃないか(絵はキレイだけど)」(20年近く前の感想です)と生意気にも思ってしまいました。
その後に「ルパン三世カリオストロの城」と「風の谷のナウシカ」を見て
評価が一変「生意気な事考えてすみませんでした」と一人で謝ってしまいました。

・環境問題・反戦を唱えなおかつ引き込まれる作品・・・意外に無い気が
「風の谷のナウシカ」劇中は現行の文明が崩壊して千年後という設定、
マッドマックス2北斗の拳の後にはこういう世界が到来、という見方も出来る?
この映画、腐海、蟲、など特殊な設定が多いのに世界に引き込まれてしまいます
序盤を中心に説明臭いセリフも少なくありませんがそれが後になって効いているのかも
ゲド戦記、というより下手なファンタジーものは特殊な設定の意味が分からず「?」となってしまうのですが。
吾朗氏は偉大な父から学べなかったのか?勉強して身に付くなら流行作家だらけになるので
それが「才能」「センス」と言われるモノかもしれませんが・・・
ルパン三世 TV第2シリーズの死の翼アルバトロス、さらば愛しきルパンよ、でも根底にあった「反戦」
加えて風の谷のナウシカでは「環境」もテーマになっている感が。
“現行の文明が崩壊して千年後”「風の谷のナウシカ」公開から30年、現実は原発事故、温暖化・大気中のCO2濃度が400ppm超え・・・
もう手が付けられなくなっている気もします。
「借りぐらしのアリエッティ」主要キャラ、翔のセリフで地球人口に触れているものがありました
・・・実はこのセリフを言わせたかったから現代日本という舞台にしたとか?
凡庸な作家、名匠でも力が落ちてから環境問題を語ると説教臭くなるだけなんですよね。
環境問題「ストップ温暖化」これって「ストップ経済成長」と言ってるのと同じなのでは・・・
反戦・環境問題、アニメ・漫画作家と違って普通の人は環境負荷の大きい仕事しかやる事・出来る事がないですし
経済が行き詰れば社会システムのリセット&刷新が不可避、手段は?戦争・・・
どうしたものでしょうか。

・凄い作品はテレビでも凄いので・・・
なかなか劇場に足を運ばないので宣伝が重要になるという所でしょうか

ルパン三世カリオストロの城が1979年、風の谷のナウシカが1984年
5年ほど開いております、ルパン三世カリオストロの城、観客の入りが芳しくないというより興行的に失敗と言った方が
相応しかったようで次回作を作るのにかなり苦労した模様です。

もしも宮崎駿監督が実写作品の監督だったら・・・
実写の方が関わる人数が増えそうですし予算面でもルパンのようなアクションもの、ナウシカみたいにふんだん空中戦を取り入れるとなると
日本の実写作品では「10億が100億でもダメだ」(ゴッドファーザーPARTⅡから引用)となりそうな気がします。
ジブリ作品公開が国民行事になったのは1997年の「もののけ姫」あたりからの気が、
ちょっと全盛期に比べると・・・となってから興行収入が圧倒的になったのには皮肉を感じます。

“もしも宮崎駿監督が実写作品の監督だったら”大作を任される頃には力落ちが顕著になっていた・・・という展開になっていそう。

オイルショック後の日本に「アニメ」で宮崎駿というとてつもない人物が出現した事を感謝すべきでしょう。

漫画の方は未見ですが全7巻で映画で描かれたのは2巻までとの事
以降の話をスタジオジブリ&庵野秀明監督でアニメ映画化というウワサも
実現したとしたらかな~りマニアックな仕上がりになる予感が・・・エヴァあたりの印象から。
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線は少ないですが絵を書くのは手間を食います、さらにフルカラーで動画に
アナログ時代だとコピーや範囲指定で一気に、というのも難しそうですし。
それでもオイルショック後人件費&地価が高止まりしている日本では実写に比べれば関わる人数と場所が減るアニメの方が有利ということなのか?
ただし作業内容の質・量から一般人には理解不能の感性・こだわりがないとやっていけないのかも。
宮崎駿監督の庵野秀明氏を声優起用、しかも主役で「一般人には理解不能のこだわり」の一つ?
全盛期の宮崎駿監督のように「一般人が見て面白いモノを作れる超マニアックな人」
そうは出ないと思っていた方が良さそうな気がします。
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ドキッとするシーン、
ジブリのアニメキャラ、米林監督の女性キャラの絵も何か引きつけるモノがあります。
アニメということもあり線は多くないのですが
見せ方が上手ということだろうか?
線の強弱?
「女性キャラの色気の有無」アニメ・漫画の重要な要素だったりして。

団哲夫

ひっそり生活しつつ
漫画等で小銭稼ぎをしよう
とデジ絵に取り組んでるオッサンです。
好きな映画は60~70年代名作洋画
好きな漫画は北斗の拳、シティーハンター、とらぶる
そして成年漫画家のホムンクルス先生
ゲームはファイアーエムブレム、アマガミ・・・
とカオスな取り合わせです。
記事の振れ幅が激しく付き合いづらいかと思いますが
ご感想などあればコメントも歓迎しております。