弟の夫 4巻

田亀源五郎
07 /28 2017
・月が替わらないうちに書いておくという記事です。
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15日に弟の夫 4巻を購入
3巻での後書き通り4巻で完結でした。

カバー絵は4冊ともマイク、夏菜、弥一の3ショット。
女絵で漫画家を評価する変態漫画ファンなのに「弟の夫」を購入
弟の夫の紹介記事から「田亀源五郎」の名前を検索して
「この日本にこういう方がいたのか…まだこの世界は完全に管理されている訳では無い?」
と嬉しくなったというのもありまして。
あとはアメリカ映画、やたらにゲイネタが多いような
特に印象に残っているのは映画フォーリング・ダウンのネオナチ親父です。
そういうアメリカ映画を見ているうちに“誰それはゲイ”という話が好きになってしまいまして。

…かつて大ブレイクした芸人レイザーラモンHGのネタで
「僕のガソリンはフレディ・マーキュリーのブロマイド」
「音楽はクイーンしか聞かない」
当方はネタではなくほぼそういう状態だったりする…

私はホントにノンケなのだろうか?

ともかく弟の夫 4巻の内容の方に
3巻の引きを受け継ぎ弥一が留守番電話を聞いているシーンからスタート
マイクが日本に来た目的とは?
そしてラストへ、という流れです。

ゲイ雑誌みたいなのはムリにしても青年誌だし
男同士のラブシーンはあるのか?
弥一と夏樹が別れたのも伏線になっているのでは?
そもそも弥一と涼二は一卵性双生児だし…

最終盤の弥一のモノローグが良かったです
やたら将来の不安を煽るマスコミへのアンチテーゼになっているような
薔薇族の創刊者伊藤文學氏と田亀源五郎先生の対談で気になったのが
「~さん、もう亡くなったけど」というセリフが多かった事
仕事仲間で早世する方が多いから思うところがあった?
「永遠に生きる事は出来ない」これは性的嗜好はもちろん貧富も名声も美醜も関係なく
皆同じな訳ですが…
しかし凡人は長生きする可能性が高いので結局マスコミの論調に従って
しっかり働いてしっかり預金とやるのが一番かも。

あまり詳しく書かない方が良い作品と思うので
内容に触れるのはこれ位にしておきます。

この作品で扱っていた同性婚
保守派議員風に同性婚にダメ出しをする…
私は説得力のある理由が思い浮かばないです。
「汚らわしい」「気持ち悪い」では理由になりませんし
エイズ等の蔓延を気にするなら同性婚を認めた方が良いような
自治体単位でパートナーシップ制度なども出てきておりますが
日本は少子高齢化の加速といった国全体への影響を気にしている?
しかし現状でも少子高齢化してしまっておりますし
今の少子高齢化、明治以降の人口の増え方が異常でその反動という捉え方もあるのでは?

最後に作画の話で
作画のアシスタントは田亀先生のパートナーの方が消しゴムかけをするのみという事です。
そして月刊連載に併せてゲイポルノ漫画の執筆も続けていた模様
加えて海外での展示会など漫画の執筆以外の活動も目立ちます。
ツイッターで「弟の夫」が終わったらゲイポルノ漫画を描くのか?と問われ
ゲイポルノ漫画も描いてるとムッとしたというツイートがありました。
「月刊連載してる訳だから…」という凡人の思い込みで悪気は無いと思いますが。
しかしほぼ一人でこの手数を出せる…
田亀先生、ゲイじゃなかったら「~の秋本治」という感じになっていたかも(こういうのが差別?)
それとも創作意欲が続かなかっただろうか?

秋本治…ジャンプつながりでジャングルの王者ターちゃんから
サブミッション(関節技)と雑誌「さぶ」を引っ掛けたギャグが印象に残っております
初見では意味が分からなかったのですが
当時のジャンプ作家、マッチョ男を描くのにゲイ雑誌を参考にしている人もいた?
バブル崩壊前後、インターネットは置いておいてカメラもフィルムですし
適当に書きましたが意外とホントだったりして。

ゲイじゃなかったら…海外の著名人から
フレディ・マーキュリー、リッキー・マーティン、近年だとサム・スミスなど欧米の人気ミュージシャン
ヘテロなら聖闘士星矢よろしく100人子供が出来てさあ大変となるかも
世の中こういう感じでバランスを取っていて
経済のための少子化対策や規律強化とかの名目でゲイを排除するのは間違いなのでは?
という一文を書いて〆たいと思います。
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弟の夫 3巻

田亀源五郎
10 /16 2016
弟の夫3巻
・今日は14日に購入したコミックス関連の話で

カバー絵は3冊ともマイク、夏菜、弥一の3ショット
次巻で終わりかな?という感じですが
カバー絵は全てマイク、夏菜、弥一の3ショットで行くのでは?
1巻はピンク・トライアングル、2巻はレインボー・フラッグとマイクのTシャツに
LGBTのシンボルマークがありましたが
3巻にそういうモノはありませんでした。

カテゴリ分けしているのも差別となりそうですが
田亀先生が描いてきたゲイ向けエロ漫画、内容が強烈すぎるしなあ…
「子供がこのペンネーム検索してゲイ向けエログロ画像に行きついたらどうするんだ」
「キチ〇イ漫画垂れ流しておいて善人ぶるのはやめてほしい」
ネットで拾った意見です
当方もこういう考えが無いといえばウソになります
しかし何か描く以上は「狂気」が必要なのかも

とはいえ当方オッパイ好きで女にモテないノンケですし
田亀先生のゲイ向けエロ漫画、本の形で所有していると呪われてしまいそうな…
「弟の夫」これ位にしてもらわないと凡人は手が出ないのでは。

モテないノンケですがゲイに注目してしまう理由
アメリカ映画の影響、フレディ・マーキュリーなど音楽関連…
あと漫画、やってないのはメジャー作品で主人公がゲイというくらいでは…

あれは無いんじゃないか?という声もあったこち亀最終回
では「実は両津はゲイで中川とサンフランシスコに移住して同性婚」というオチは…
こち亀111-161016
こち亀111巻から、正真正銘女になった麻里愛に迫られた両津は…
伏線は張れていると思いますが
少年誌&「ヒロインと一緒になったら終わり」なので止むを得ないというのは分かっております。

そろそろ弟の夫3巻、内容の方に
一番印象に残ったのが中盤、カトやんこと加藤とマイクのやり取り
弥一は温泉旅行からの帰りに高校の同級生だった加藤と再会します
加藤は今は亡き涼二と友達でマイクの素性も知っており…

後日弥一と夏菜には「新宿で知り合いと会う」とだけ伝えて外出したマイク
新宿で会った相手はカトやんこと加藤なのでした
二巻の中学生一哉、今巻の加藤
実際こういう人がいそうです。
マイクのモノローグが田亀先生の主張のような
一哉、加藤、モデルは知っている人、それとも自らの葛藤がヒントだろうか?

巻最後のエピソードは夏菜の縦笛の練習につきあうマイク
翌日マイクは何かに足を取られて転んでしまう
何かと思えば夏菜の縦笛で…
マイクは夏菜の小学校に縦笛を届けに行くことに
何とか夏菜を呼び出し縦笛を渡しますが
訝し気な目でマイクを見ている体育教師風の男
どうやら夏菜の担任教師の模様
去っていくマイクに再び訝し気な視線を向ける担任教師
その夜弥一宅に留守番電話が、再生してみると
担任教師、横山が夏菜の事で話したいというメッセージが
横山先生の雰囲気からあまりいい話はされないだろうな、という感じで以下次巻です。

巻末メッセージ、「ゴールが見えてきた」という一文が
5巻以上は無いと見ておりましたが4巻で終わりだろうか?

担任教師・横山が終盤のキーマンになりそうな気も
田亀先生と薔薇族の創刊者伊藤文學の対談で
ゲイ雑誌の投稿者で一番多いのが学校の先生という話が
その辺りを踏まえて横山先生が同性婚をした外国人・マイクを批判するが
自分も実はゲイで加えてロリというアブナイ人物とか?

田亀先生、同性愛に全く触れない作品を描くのは…
しかし恋愛要素はラブコメじゃなくても重要な気がしますし
ストレートかゲイか、物凄~く重要な事かも。

田亀先生、ツイッターで西部劇でも悪役の方が好みという話が
ああ、そんな感じだな、と思うのと同時にこんな疑問が
“名無し”のクリント・イーストウッドはイケメンすぎてアウトとなるのでしょうか」
思わずメッセージを送ってしまいました
田亀先生から返信があり
「イケメンというより好みの顔立ちではありません」とのこと
…怒らせてしまったか?
異性愛者でも色々いますが同性愛者への偏見、
好みの基準が分かりにくいというのもある?

弟の夫 2巻

田亀源五郎
01 /16 2016
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・今日は14日に購入したコミックス関連の話で
田亀源五郎 マンガ家、…ゲイ・エロティック・アーティスト
これまで男同士の絡み、ゲイ向けエロ漫画を手掛けてこられたようで(ゲイ向けエロでも活動は継続中の模様)
漫画のみでなく小説、絵画も手掛けておりセミプロ時代を加えると30年近いキャリアがあるようです。
弟の夫、一巻は昨年5月に発行、月刊誌に掲載ということで半年以上間隔が空きました。
漫画単行本、週刊で年4~5冊って多すぎる気がします。

新品で買ってる単行本に弟の夫が加わりました、あとはTo LOVEる―とらぶる― ダークネスというよく分からない取り合わせとなっております。
弟の夫の方は内容うんぬんよりも田亀先生の動画を見てウケてしまったのとネットに違法アップされている作品をあれこれ読んでしまったので
罪滅ぼしに…という意味もあったりします。
表紙のスキャン画像を使いましたがこれまでゲイ向けエロ、しかも内容はSM・凌辱と極悪&狂気の世界を描いていたとは思えない、
という感想を持つ人が多いのではないでしょうか?
田亀先生のマンガ、登場人物の顔立ちは悪人っぽくない人が目立つような…
田亀先生のゲイ向けエロ、あの内容で北斗の拳の悪漢みたいな根っから凶悪顔が目立つ、となるとどんなに絵が上手くてもウケなかったかも?

さらに脱線しますが田亀先生のツイッター・リツイートで入手したピアース・ブロスナンの画像
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流石人気俳優、よい年の重ね方をされておられるようでダンディなおじ様です。
身長も190cm近いとの話なので近くでみるとかなり迫力もありそう。
…田亀先生が描いたPRIDEの責め役大学教授に似ている気も…
マッチョ男×マッチョ男は置いておいてこういうおじ様とマギー、佐野ひな子、久松郁実といったU-23美女との絡み…
マンガだとこういうダンディなおじ様ではなくキモイおっさん×U-23美女にした方が良いかも?

ピアース・ブロスナンというと先代007、007シリーズ、当方がスカイフォールを観て気になったのが
「Q」を演じていた細身のインテリ風青年、何ていう人だろう?
ベン・ウィショーという方で既婚との事、お相手は「男性」作曲家…ゲイだったようで
イギリスの俳優ってゲイの方が多いのでは…

そろそろ弟の夫 2巻の内容の方に
一番印象に残ったのが弥一宅をうかがう中学生?その正体は…
ここまで書くとネタバレですが
何かの記事で同性愛の割合、人口の5%という話が、ちょっと前のニュースでは13人に1人と言っておりました
そうすると7~8%という話に
どちらにせよ20人に1人はいるという事になりますから現実的な話かも。
後者で人口の7~8%というと同性愛者、かなりの人数になると思うのですが…
ゲイ向けエロ、その中で嗜好が細分化されているから数が出ないという事かも
田亀先生の絵が理想⇒ベン・ウイショーあたりは華奢すぎ
ベン・ウイショーがイイ⇒田亀先生の絵みたいなマッチョのオジサンはイマイチ
…これはゲイの話で7~8%の中にはレズビアンの方もいるでしょうし。
ストレートでも熟女マニアなども…ボンドガールになりそうな美女が一番!
一概には言えないのでしょうな。

あとはマイクが「弟の夫」という事を知った近所の反応、
現実こんな感じだろうなあ、と思ってしまいました。
声を荒げて排除するという事はないのだが…日本の風土だともしナチス政権みたいなのが出来たら一転して
相当苛烈な排除・摘発を行いそうな気もします。上が決めれば何でも従う、まあ良い面もあるとは思いますが…

この作品オチは分かりませんしどこまで続けるか分かりませんが
(5巻以上は無さそう、あまり長く続ける感じではないので買っているというのもあります)
描写、キャラクターともに荒唐無稽なところがなく「実写向き?」とも
弥一の元奥さん、夏樹などキャラのルックスから「普通」を意識しているようにも見受けられます。
登場人物で映画フォーリング・ダウンのネオナチ親父(露骨に同性愛を嫌悪しているが…)みたいなのが出てきた方が騒がしくなって良い気もしますが日本という設定でああいうのを出すと現実味が無くなってしまいそうです。
“内容うんぬん”と言いましたがこの漫画を買って読んでいるのはアメリカ映画の影響大です。

あと気になったのが背景描き込み競争、という感もある直近の漫画作品の中では背景がシンプルな気も
「ちょっと寂しいのでは」「いや、これ位で構わない」どちらの意見が多いか気になるところです
ちなみに私は後者よりで

ゲイ・アーティスト?
〆にまた脱線して昨日のミュージックステーションで印象に残ったことを
騒動の渦中のゲスの極み乙女が出演しておりました
ボーカル川谷絵音に「例の件の真相は~」という話は当然無かったですし
リポーター突撃!といった事態を避けるためかリハーサルから厳戒態勢を敷いていたとの報も
ながら見だったのですがトーク、人気アーティストが多数出演している中
槇原敬之平井堅にしか話を振っていない印象が…
?生放送という話だから他だと何かの拍子で不倫等の危うい関係は…みたいな話になるとマズイ…
という狙いもあったりして、「ラブソング特集」でしたし。
しかし槇原敬之といえばあの「世界に一つだけの花」を書き上げた人物、出演アーティストでも別格なので中心にならざるを得ない、という感じで深い意味は無いのかもしれませんが。

槇原敬之さんはあくまでもウワサですが
海外だとヴィレッジ・ピープルフレディ・マーキュリーエルトン・ジョンジョージ・マイケルリッキー・マーティンetc
ゲイとは違う気もしますが真打マイケル・ジャクソン様…
…一番女ウケする人気商売は音楽系の気もしますが日本一の楽曲、あるいは英語圏で大人気となると
才能に加えて「女にモテる」というのを超越しないといけないのかも…と思ったりしました。

ナチスばりに同性愛排除となると至ってノーマルな人でも味気ない世界になるのではないでしょうか。
私はミドルティーン~アラフォー美女のC~Gカップおっぱいが好きで女にモテない凡人でありますが
(おっぱい好きはゲイのカムフラージュ?)

銀の華 田亀源五郎(劇中のお金の話メイン、のつもりです)

田亀源五郎
11 /07 2015
田亀源五郎という名前を一般カテゴリーに入れるのはどうかと思い
カテゴリーを新たに作りました。
モトネタは18禁漫画ですがおっぱい漫画だとなおさらオカシイでしょうし
このブログではゲイエロ画像は貼りつけませんが。
今回はリンク先ページを用意したのでそれを貼っておく目的です。

また田亀源五郎先生ネタで、当方のゲイネタ好き、アメリカ映画の影響で浅いモノです(ホントかよ)
田亀源五郎先生の超ハードゲイSM劇画「銀の華」主人公月島銀次郎の「男女郎」としての料金設定
尺八一銭、座敷でオカマを掘らせて三銭…今だとどれ位になるのか気になったので
記録しておくことにしました。

明治時代の「1円」の価値ってどれぐらい?

こちらのページにあんぱんが明治三十八年に一個一銭で今の感覚で200円くらいではないか?という記述が
あとはうどん・そばが明治三十七年に二銭、(具で相当変わる気もしますが、多分「素」ではないかと)
当時から性質が変わらず残っているモノ、金(ゴールド)はこの頃1グラム1円34銭とのことですので
直近の1グラム小売価格≒4750÷1.34⇒一銭は円の100分の1ですので金基準だと当時の一銭は今の35円程度となりますが
今日日35円では誰も何もしてくれないでしょうな。
金銀財宝といいますが冷静に見ると大した事はない、それとも明治当時は日本人もコスト安だったのだろうか。
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こち亀58巻「天国からの訪問者の巻」から
明治時代末で亡くなった両さんのひいじいさん「ため吉」が現代に迷い込むお話で
タクシー代1500円という請求に高すぎると憤慨するシーンです。
金(ゴールド)基準だと1500円×3500倍で525万円なり
大金ではありますがビルどころか一軒家も厳しい額に、不動産だと田舎の中古物件でしょうか?
日本の家&土地が高くなり過ぎ?いや漫画の1シーンをそこまで信用していいものか?

この本によると1925年(大正14年)大阪の小住宅の頭金が420円という記述が
明治末から大正末、15年程度ですがこの頃になるとハガキも一銭では出せなくなっているようで
かなり物価は騰がっていたようです。

どちらにせよ明治時代末、一銭でお菓子、三銭で軽食、いずれも大衆向けでなおかつ腹一杯食えるという金額ではなさそうです。

・西郷≒田亀源五郎先生?
明治三十九年~四十四年の東京、浅草・吉原
東京オリンピック、戦前、いや関東大震災前で地代も今に比べれば大したモノではないかもしれませんが
一銭とか三銭だと用心棒はもちろん掃除代も出ないのでは…
おカネだけで言ったら銀次郎には送迎の車夫でもやらせた方がいいでしょうな
それでは話にならない!のは分かりますがこれも結構屈辱そうです。
「あれぇ、銀さんじゃねえか、どうしたそんな所で…まあ昔のよしみで一仕事させてやるか、上野駅まで一つ頼むぜ」
みたいな感じで。
遊廓遊びと株の暴落で作った借金を一銭三銭といった額で返す…湖の水をお猪口で掬うようなモノでしょうな
終盤の西郷のセリフにも「焼け石に水」とありましたが
松河親分は一括か毎月コツコツ、または現物支給という趣で女?西郷から銀次郎への貸金に見合うモノを貰っているのでしょう
金華楼の主人・西郷が身銭を切ってこの超特殊世界を作り上げたとも当方は取ってしまいましたが

採算的には完全に割が合わないけどやらずにはいられない
金華楼の主人・西郷が田亀源五郎先生そのものだったりして

田亀先生、ゲイ向けエロに専念する前はかなり割の良い仕事をしていたとの事
どこまでぶっちゃけてるかわかりませんが
水着アイドル一発で雑誌を買ってしまう(そこまでの単細胞は少ないか)凡人が消費者の多数なので
金銭的には割が合わないというのはホント?
田亀先生、今フランス・パリで個展をやっているとの事、これが初めてでは無く何回か海外で個展を開催している模様です
ニッチ市場でも海外需要を取り込んでいるから金銭的に割が合わないというのはウソで
そこそこ人気があるエロ漫画家よりお金持ちというオチだったりして…。

倅解体 田亀源五郎(閲覧注意)

田亀源五郎
11 /02 2015
・「銀の華」などの話も混じり交りになっておりますので
今回は田亀源五郎先生ネタです(従ってアダルト、しかもゲイ方面に話が及んでおりますので以下閲覧注意して下さい)
零細ブログでこんな話を書いているとますます来訪者が少なくなりそうだな
いや、零細ブログだからこそ極端にマニアックな話をするべき?

当方弟の夫の紹介記事で最近田亀源五郎先生を知ったのですが
検索しているうちに「だるま憲兵」「銀の華」などに行き着きビックリ…
田亀源五郎先生、著作の違法アップを嘆いておられますがゲイ向けにしても内容が特殊すぎて
いきなり本を買わせるのもエグイのでは…
「だるま憲兵」「銀の華」これらの田亀源五郎作品名を検索した結果については当方は責を負いかねます。

当方が考えたリトマス試験紙…フレディ・マーキュリーを見て「気持ち悪いんだよお」と怒りを覚える人であれば関わりあわない方が無難です。

田亀源五郎作品名を検索する前にこの辺りをチェック…やけに高くつく検索の気もしますが

田亀先生のホームページで私的年表を見ると未来惑星ザルドスのショーン・コネリーとかハリソン・フォードとかの名前が挙げられており苦笑してしまいました。小学生の頃はアラン・ドロンとの事ですが今の絵には面影が無いような…歴史上で一番ホモくさいと私が勝手に認定しているフレディ・マーキュリーの名前は出てきませんでした。
しかし私的年表、凄く難しく高尚な話も少なくありません、何にせよ巨匠と呼ばれる人はこれ位の事を書けるものなのだろうか?

代表作と言われる「銀の華」(しろがねのはな)ネットにアップされたモノで読んでしまいました!
と、いうわけで内容に少し触れてみます
明治三十九年、株式で大儲けした東京・日本橋の呉服店の主人月島銀次郎は吉原の廓で派手に遊んでおりました
ゲイ向けなのでこのあたりは数ページでサラリと流しております。
翌年、株式の暴落で借金に追われる身になった銀次郎
金の貸主、松河親分から廓「金華楼」での用心棒の仕事を持ちかけられます。
しかしそれは金華楼の主人・西郷が仕掛けた罠なのでした…
「銀の華」根っからのホモは金華楼の用心棒二人と客一人だけという設定なのですが皆嬉々として主人公月島銀次郎に尺八をさせたりオカマを掘ったりしております。金華楼、普通に遊女を置いている廓なので三銭とはいえ男のケツはムリという客がほとんどの気もするのですが…それを言ったら話になりませんが。
冒頭の西郷のセリフ「女日照りの奴らには男の尻でも穴は穴」これは蟹工船(昭和初期の小説)あたりから着想を得ていたりして?けど普通は春画(今だと色々選択肢がありますが)でオナニーでしょうな…。蟹工船でもそういう描写がありましたが。

それにしてもこういう内容にこれだけの技術と労力(仕事は早そうですが)をブチ込み、読者にも性的興奮を感じる人たちがいる…
世の中色んな人がいる、というのと男でも油断できないのか?という恐怖を味わう
いわばホラー漫画の一種として読んでいる、読んだのは私だけだろうか?

ゲイ描写はハリウッド映画程度に抑えて(上限はパルプ・フィクションあたりか?)ホラー漫画でも描いた方が良い商売になるのでは?などと思っていたら実際手掛けておられるようで

このコンビニコミック、冒頭に田亀先生作画の短編「倅解体」が掲載されております。
画面の配置がいいのか田亀先生の作品が一番読みやすく分かりやすかった。

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原作小説は未見ですがこのシーンはセルフパロディを狙っているとか
田亀先生という先入観で見ると実はゲイでおしりを…と思ってしまいますが至ってマジメなシーンで
繋がり的にも自然なモノになっております、「倅解体」時々起きる監禁事件がモチーフという印象を受けました。
当方が見どころと思った箇所、冒頭下半身が縮みあがるシーンがありました、おばさん妊婦画なのですが
上手い人は何を描いても上手いのでしょうな。
田亀先生、画風からして少年誌という感じではありませんが青年誌でコツコツこういうのを描いていたら何本かドラマ化されそうな実力の持ち主と思うのですが、原作付となると原作担当に相当なレベルを要求するとかで上手く行かないとか?

「銀の華」にしても設定は史実を踏まえていたりしますし、話の入り口の明治三十九年(1906年)の株式市場の好況、その翌年の大暴落、そして終盤の吉原大火も本当にあった話のようです。
多少のアラには目をつぶって原作付で一般向けを描くというのが出来ない性分なのかもしれません。

田亀先生、漫画作品以外にも小説、絵画、雑誌の企画・編集、海外での個展・翻訳出版、なども手掛けておられたようで熱意に加えて神と言われるくらい仕事が早くないとこれはこなせないのでは?という位の活動量です。
ホムンクルス先生がこれ位のペースで作品を発表された日にはエロ漫画家がほとんど廃業になるかも・・・

しかし活動量が多いと言っても…
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こち亀58巻「人形アイデア勝負」から田亀先生、ゲイ向け漫画が売れないと嘆いておられるようですが
この話の「人形」を「漫画・アニメ」と読み替えると説明が付いてしまうのでは
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このページを読み替えると「男」勝負がしたいなら一般向けバトルを手掛けろという正論に落ち着く?
スポーツ漫画・アニメでもヒット作は多々ありますがそこはご愛嬌ということで。
それにGIジョーのリメイク、コンバットジョーは大コケしたようですし
GIジョーというと兵隊ではなくアメコミヒーローを連想する人が多いのではないでしょうか

映画だと女性が主要人物に出てこないモノで面白いというのは少なくないのですが
1フレームも女性が出ることを許さん!というなら大脱走くらいになるでしょうか?
戦場にかける橋は女性がちょっと出てきた記憶がありますしワイルドバンチはちょっとオッパイまでありますし。
佳作「勝利への脱出」などはどうだったかな?あと「プライベート・ライアン」…戦争映画が多くなりますな。
田亀先生、漫画家&ゲイということで映画にも造詣が深いようで映画雑誌にコラムを寄稿したりという活動もされておられるようです
漫画家はともかくゲイは関係ないじゃないか!となるかもしれませんが英の名優イアン・マッケランは
「ゲイの人が多いから」という理由で俳優の道を選んだというエピソードが。
欧米の映画関係者にゲイが多い。
ゲイだと美女のお色気という最強の選択肢が無くなるから一般庶民にウケるためには他で魅せる方法を模索しないといけない
とかで有利に働く面もあるとか?
田亀先生、ゲイアダルトにかける決意は私的年表などで語られておりますが
この決意と熱意の方向がちょっとずれていたら日本映画の救世主と言われるくらいの作家になっていたりして…
現実は割が悪いのはわかっているがどうしても自分の性癖と性分が抑えられないというところなのかもしれません。
こういう人がいるから世の中面白いと私は思っておりますが。
(しかし愛読者がゲイレイプとかやったらフォーリング・ダウンのネオナチ親父に早変わりとか)
いつにも増して取り止めの無い文章になりましたがこの一文を書きたかったのです。

団哲夫

ひっそり生活しつつ
漫画等で小銭稼ぎをしよう
とデジ絵に取り組んでるオッサンです。
リアル「俺はまだ本気出してないだけ」?
それとも…
好きな映画は60~70年代名作洋画
好きな漫画は北斗の拳、シティーハンター、とらぶる
そして成年漫画家のホムンクルス先生
ゲームはファイアーエムブレム、アマガミ・・・
とカオスな取り合わせです。
記事の振れ幅が激しく付き合いづらいかと思いますが
ご感想などあればコメントも歓迎しております。