マッドマックス 怒りのデスロード

2010年代洋画
08 /15 2017
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四半世紀以上の時を超えて復活
正直やめておいた方が…しかし実写映画は俳優の力というのもあるのだろうか?
と思ってしまいました。
メル・ギブソン続投ならアウトだったかも…

・宮崎駿監督の格言を超えてきた?
たまには近年の作品をということで
いきなり脱線ですが宮崎駿監督の「風立ちぬ」で
最も印象に残ったセリフ
“創造的な人生の持ち時間は10年だ。”
引退会見でも“この持ち時間は大分前に使い切ってしまった”という話も
どんな天才でも全盛期と衰えがありそこから逃れる事は出来ない?

・「27年ぶりの第4弾」これだけでアウトと思いますが…

劇場公開は2015年ですが撮影は2012年との事
前作マッドマックス/サンダードームが1985年ですから
27年ぶりの第4弾ということに

当方が懐古厨になったのは2本の戦争映画
「戦場にかける橋」「大脱走」どちらもかなり年月を置いて「2」がありまして
「2」を見て“あまり面白くない”
しかし何かの拍子で昔のオリジナルを見て
「これは良かった」というのが大きかったような。
ここまで遡らなくてもインディ・ジョーンズ一本を挙げれば充分かも。

・評判は良いが…うん、面白い
「マッドマックス 怒りのデスロード」懐古厨をこじらせるかもと思っておりましたが
面白かったです。
話は至ってシンプルですしあちこちで粗筋は読めますのでここでは詳しく書きません
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オープニングタイトル
昔テレビで見たスティーブ・マックィーンの話を思い出しました
画面の左上に名前があるのが格上との事
シャーリーズ・セロン⇒フィリオサ大隊長の反乱に流れ者マックス⇒トム・ハーディーが
絡んでいくという筋、このクレジット表記は良いと思いました。
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主演のトム・ハーディーとシャーリーズ・セロン
この映画の成功、カーアクションの見せ方・迫力もありますが主演の魅力も大きい?
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マッドマックス/サンダードームの頃にデビュー
90年代にお馴染みになったグロックピストル
銃の顔ぶれから2000年前後に世界崩壊という設定だろうか?
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ウォーボーイ・ニュークス、演じるはニコラス・ホルト
ジャックと天空の巨人では主演
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元がコレなので美女とイイ感じになるのも納得?

それにしても四半世紀以上間隔を空けてこの迫力
北斗の拳」の始祖はハンパでは無い?
“創造的な人生の持ち時間は10年だ。”当てはまらない人もいる?
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追手の武器将軍一行を単身で撃破したマックス
ここの描写は七人の侍あたりを参考にしていたりして
ワンパンマンのゴウケツの最期はこの映画を参考にしたとか?
パワーが無い凡庸作家だと「ここが見たいんだよ」と突っ込まれてしまうかも。

・東日本は長雨との話ですが
最後にこの映画の暑く乾いた世界
今の温暖化、行きつく先はこういう世界かなあと思ってしまいます
そこはかとなく漂う現実感も魅力なのかもしれません。
今日は終戦(敗戦)記念日、平和にモノ作りと言ってもそれが温暖化を加速させているのもありそうですし
この映画では核戦争という設定ですが原発事故でもアメリカ、中韓、ロシア、フランス
大事故を起こした日本、世界中に原子炉はありますし
環境悪化が先か戦争が先かなのかも…
サム・ペキンパー監督ではありませんが自動車は管理社会の象徴
この映画のように派手に車を走らせるのが可能であれば社会秩序は保たれているかも
もし環境悪化・大戦争で社会秩序崩壊となると
この映画の方がマシという世界になったりして…
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砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード

1970年代洋画
07 /02 2017
・バイオレンス西部劇と思いきや…
人気イラストレーターマツオヒロミ先生のツイートで
サム・ペキンパー監督に触れているものがありまして
それが切欠で記事を書いておくことにしました。

マツオヒロミ先生、作風通りにアクション・バイオレンスには興味ないとの事ですが

“ペキンパーの人へのまなざしが優しくて好きです。メキシコの乾いてる感もいいんだよなー。”
とのことで。

当方も最高傑作と言われる「ワイルドバンチ」そして最も興行面で成功した「ゲッタウェイ
銃撃戦の迫力・上手さだけでなくその合間の「静」の描写も味わいがあると思っていたので
嬉しくなりまして。

非バイオレンスのペキンパー作品は2本ありまして
「砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード」
あとは「ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦」
銃が全く出てこない、死人もナシとなると「ジュニア・ボナー」のみになるでしょうか。
「コンボイ」も死人は出なかったかな…
マツオヒロミ先生はケーブル・ホーグのバラードはご存知との事
あとは「ガルシアの首」もお気に入りのようです。

・セルフパロディも入れている?のでワイルドバンチの後がお勧め
今回は非バイオレンスのペキンパー作品から
「砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード」で

以下内容に触れながら進めてみたいと思います
ファーストシーンは主人公ケーブル・ホーグがオオトカゲを捕まえようとしたところで…
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ワイルドバンチの冒頭、子供たちがサソリをアリの集団に襲わせているシーンを連想してしまいました。
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主人公ケーブル・ホーグ、演ずるはジェイソン・ロバーズ、ウエスタンにも出演しておりました
見た目は厳ついが悪人ではない。役どころが似てくる?

ホーグはボウエンとタガートに裏切られて砂漠の真ん中に置き去りに…
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この二人ワイルドバンチではロバート・ライアン演じるソーントン率いる追跡団の一員でした
裏切りの動機は水が乏しいとの事で
「三人旅の一人乞食」これは真理かも?

いよいよ限界…となった所で水場を発見
神の導き?野生の本能が目覚めた?

通りかかった駅馬車の御者によると町から町まで60キロ
その中間点に水場があれば…
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金塊より価値があるという話
金も欲しいですが水を飲まないと死んでしまいますからね…
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女好きの胡散臭い牧師ジョシュア、これが良い味を出しております
ジョシュアとの会話で土地の登記が必要と知ったホーグは急いで町に…
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ホーグが町で最初に声を掛けたのはセクシー美女、その生業は売春のようで…

土地の登記までは漕ぎつけますが
駅馬車屋には話を信じてもらえず叩き出されて銀行へ…
銀行から開発資金を借りる、ここまで来ると大銃撃戦に持っていくのも
話の筋がおかしくなるでしょう

35ドルの申し込みでしたが100ドルを借りたホーグ、思わず売春宿へ
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何日も砂漠にいた訳ですから…こういう細かい描写が良いです
この売春婦「ヒルディ」というそうで
いよいよ一戦…となったところで牧師の説教が聞こえてきます
内容云々ではなくジョシュアの事を思い出したホーグは
こんな事をしている場合ではないと思い直し…
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やってはいないけど金を払えと言うヒルディと一騒動に、この辺りも楽しいです。

ホーグはジョシュアと共に町へ
ホーグはヒルディの機嫌直しに成功して仕切り直し
ジョシュアは町で曰くありげな美女を見つけ…
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この後さりげなく室内チェック、この役者は上手いと思う
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インチキ牧師の本領発揮で未亡人ゲット?

水場の整備に取り組むホーグとジョシュア
ホーグの身の上を聞いたジョシュアは復讐は止めておくべきと諭します
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インチキ牧師でもたまには良い話をする?
何となくですがペキンパー監督の「復讐」に対する考えはここのジョシュアとほぼ同じではないかと思ったりします。
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ジョシュアと共に馬車の駅を切り盛りするホーグ
選択肢が無いから少々サービスが悪くてもゲテモノ料理を出しても大丈夫?
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ジョシュアは旅立ち入れ替わりでヒルディが
町の「善良な方々」に追い出されたとの事
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オッパイが見える?というのもありますがお気に入りシーン
入浴の合間に不穏な馬車が…無防備なところにボウエンとタガートがやってくる?
バイオレンス派のこの監督だと…狙ってやっていると思う。
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NTRがバレてピンチになったジョシュアが逃げ込んできます
ヤバい状況でもイイ女がいるとお触り
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三人揃い踏み
しかしジョシュアを警戒するあまりかホーグの一言がヒルディを傷つけてしまい…

ヒルディとジョシュアが去り一人馬車駅を切り盛りするホーグ
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遂にボウエン、タガートと再会
ヒルディが残ったままだと
「この女はおれ達がいただくぜ」みたいなドロドロ展開
かといってジョシュアがいると緊張感が無くなるし…
この映画登場人物の入れ替えタイミングが良いと思います。

成りはキレイですがボウエン、タガートはコソ泥稼業で食いつないでいる模様
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駅を荒らしに戻ってきます
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ガラガラ蛇、砂漠では貴重な蛋白源なのでしょう
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ボウエン、タガートは金を隠していると思われる穴の中に…
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穴の中にガラガラ蛇が投げ込まれます
この映画、良質なドラマに仕上がっていると思いますが
ワイルドバンチからの作風の変化に怒った日本の配給会社が
このシーンから「砂漠の蛇地獄」という邦題を付けてB級映画として
紹介しようとしたという話が
(昔の新聞記事の記憶が頼り)
ダラダラ書きましたがこの一文を書いておくのが目的です

ホーグは二人を殺すつもりはありませんでしたがタガートが銃を手にしたのでやむを得ず…
この映画、死ぬのは序盤・最初に水場にやって来た客、タガート、そして…

ボウエンは砂漠を水なしで歩かせるのは勘弁してくれと泣きつきます
タガートが主導権を握っていてボウエンは腰巾着だった模様
「三人いれば派閥が出来る」これも真理かも
そこに馬が無い馬車が…
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デザインは置いておいて現代では自動車が無い風景を探す方が難しいかも
出たての頃はどういう風に思っただろうか?
驚きは携帯電話の比では無いと思いますが
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ワイルドバンチでも印象に残るシーンが
自動車で西部開拓時代の終わりと管理社会の到来を表現しているのでは

早くも馬車の時代の終わりを予見したホーグは
駅をボウエンに任せてサンフランシスコに旅立つ事に
そこに車に乗ってヒルディがやってきます
上手く金持ちに取り込めたようで、この見た目なら説得力あるかも
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ヒルディ⇒ステラ・スティーヴンス
二年後のポセイドン・アドベンチャーではもっとオバサンオバサンしていた記憶が
衰える間際の美しい瞬間を切り取ることに成功している?

しかしヒルディが乗ってきた車の手入れで思わぬ事故が…
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最終盤でジョシュア牧師再登場、馬がサイドカー付きのバイクになっております。
車の事故で背骨をやられたのかベッドから動けなくなってしまったホーグ
ホーグは生きてる間に葬式での別れの言葉を聞いておきたいとジョシュアに語りを頼みます
ヒルディたちは縁起でもないとホーグを嗜めますが…
この映画三人目の死者は主人公ケイブル・ホーグ、自動車事故で
ホーグの葬儀の後馬車の時代の終わりともに廃れていくであろう「ホーグ・スプリングス」の
全景を映し出して映画は終わります。

ハッピーエンドではありませんが観た後の余韻が良いです、ワイルドバンチもそう思いましたが
何が秘訣だろう?エロ目的ではありませんからヒルディを一度退場させるなどドロドロ展開にならないよう
気を使っている?
しかし次作「わらの犬」は日本人のお株を奪うドロドロ陰湿、レイプチックNTRもアリ
サム・ペキンパー監督、役者は同じ人を使うが作品自体は意表を突く展開を好む方だったのかも。
「意表を突く」作家にしても得意の形というのがあるはずですから
言うほど簡単では無いと思いますが…
たまには今主流のアメコミ物とかの話を上げないとと思いつつ
クラシック映画ネタを一つ増やしてしまいました。
ツタヤ

冒険者たち

1960年代洋画
06 /18 2017
今まで見た中で一番カッコいい髭面
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・こち亀の中川と両津の造形にも影響を与えたとか…
先月上旬フランスの名優アラン・ドロンが引退を表明しました。
アラン・ドロン主演作品
私が知ってる中では
「太陽がいっぱい」「さらば友よ」「冒険者たち」が印象に残っておりますが
一番好きなのはこの冒険者たちです

当時のフランス映画が日本の娯楽シーンに与えた影響
往年のジャンプの人気作品コブラ
そしてルパン三世、主人公はどちらもジャン・ポール・ベルモンドを意識しているとの事
昨年の秋40年の連載を終えたこち亀
主人公の両津と相棒中川は「さらば友よ」「冒険者たち」の影響を受けたとの話
中川がアラン・ドロンで両津はチャールズ・ブロンソンorリノ・ヴァンチュラのイメージで
そういえばこち亀46巻、両津がイタリア人のふりをするというネタがあったな…

こち亀に関する話はウソです。それっぽいウソを書くのも目的だったりします。
以降内容にも触れつつ進めてみたいと思います。
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映画はフランスの工場地帯?からスタート
キレイな場所ではないのですが絵になっていると思うのは私だけだろうか?
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主要人物で一番最初に登場するのはレティシア(ジョアンナ・シムカス)
私みたいな手合いは少ないにしても北斗の拳の原哲夫先生、美女絵が良いと思っている人は少なくないようで
「モデルは誰かいますか?」という質問が、原先生のお答えはこの方を軸にしているとの事。
…これもウソです。
しかし秋本先生にしても原先生にしてもこの映画知らないというのは考えにくい…
ある程度は影響与えてるかも…

前衛芸術家レティシアは材料探しを切欠に自動車技師ローラン(リノ・ヴァンチュラ)と
パイロットのマヌー(アラン・ドロン)と知り合うことに
マヌーは飛行クラブの会員ヴェルタンに担がれ凱旋門をくぐるという行為に挑みます
その挑戦は失敗、加えて危険飛行のペナルティとしてライセンスも取り消しに
キヨバシの映画会社からの依頼というのもデマと知ったマヌーはヴェルタンに仕返しに
マヌーとローラン、二人に殴られたヴェルタンはお詫びとしてコンゴの海に沈んだ財宝の話をします。

「コンゴの海に沈んだ財宝」すぐに信じる訳は無くマヌーとローランはカジノで一稼ぎを狙って研究に勤しみます。
いざ実践!…結果は当然…
熱くなり過ぎた二人はレティシアを忘れてしまいます。

忘れられたレティシアは他の男とダンスに興じますが…
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このシーンのやり取りも印象に残っております、どういう基準か知りませんが世界一モテない男は日本人という話もあります
このシーンはその答えの一つかも?このクラスの美女に仕事を理由にフラれたら高級官僚や財務省工芸官でも職を辞する?
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ローランの車も爆発
レティシアも個展の内容を新聞の批評家たちに軒並み酷評されてしまうことに
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新聞記事を読むのにメガネをかけるローラン、アラフィフなので老眼入ってないと不自然?
三人とも夢破れることに、そこで一行は「コンゴの海に沈んだ財宝」を求めアフリカ・コンゴへ旅立つのでした…
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コンゴでトラブって食い詰めたという感じの中年男、その正体は…
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映画の折り返し点で財宝発見、宝石・レア硬貨(金貨には見えない)・紙幣というところか
このシーンは説得力に乏しいかも
ここで一行を監視する不穏な人影が…

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ここのやり取りがラストシーンに効いております。
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確かにニセ海岸警備隊でしたが“パイロット”が仕掛けた銃撃戦の結果レティシアが…
中年オヤジがボートで放逐されるという図なのに美しい
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大ヒットゲーム、ファイナルファンタジー7のエアリスはこのシーンを参考にしているとか…
根拠は無いがホントかも

全編通して美しい画、音楽
アラン・ドロン、ジョアンナ・シムカス、リノ・ヴァンチュラといった俳優陣の魅力
ストーリーの暗転、そしてラストシーン、忘れがたい一編です。

「世の中金じゃない…かも…」これ位の話を書けたら説得力あるかもなあ
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アラン・ドロン
ちょっと悪そうというのか陰りのある風貌も魅力です
007みたいな権力者側ヒーローというのは似合わなさそう
実際かなり貧しい階層の出身で荒れていた時期もあったとの事で
デビューしたての頃貴族出身の映画監督ルキノ・ヴィスコンティが使っていた
ルイ・ヴィトンのLVマークをルキノ・ヴィスコンティのイニシャルと勘違いしたというエピソードも

貧しさという業火に焼かれてもなお輝きを失わない人の中から本物のスターが出てくるのかも…
演技とはいえある程度は地が出ざるを得ない
今こういう味のある俳優は出にくいだろうなあ、と思ったりします。
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続・夕陽のガンマン

1960年代洋画
02 /12 2017
ブラックティガーの事を書いたので
こちらも書いてみたくなりまして
南北戦争というと当方はこの映画が真っ先に思い浮かんでしまいます
「風と共に去りぬ」も有名ですが当方未見
ダンス・ウィズ・ウルブズ
という映画もあったな
アカデミー賞映画ですがラストシーンがどんなのだったか思い出せない…

「続・夕陽のガンマン」クリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフは出演しておりますが
夕陽のガンマンと全く別物です

原題はTHE GOOD THE BAD AND THE UGLY
邦題だと…難しいのはプロでも同じ?
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クライマックスの三つ巴の決闘シーン
決着は…
これをパクリとは言いませんが漫画北斗の拳のウイグル獄長戦
このシーンが頭の片隅にあったのでは?と推測しております。
原哲夫or武論尊先生にお話伺う機会があれば聞いてみたい…
「漢」が良く出てくる北斗の拳に倣うと
「THE GOOD THE BAD AND THE UGLY」
「好漢・悪漢・卑劣漢」と訳すのが良い?
DVDでは「善玉・悪玉・卑劣漢」としておりますが

この映画、北斗の拳・ウイグルの最期にちょっと影響を与えているのでは
書きたい事は書いてしまいましたが内容にも触れてみます
エンニオ・モリコーネの音楽が流れるオープニングタイトルから
主役級3人の紹介へ
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最初はthe ugly(卑劣漢)⇒トゥーコ
演じるはイーライ・ウォラック
荒野の七人」で敵のボスを演じておりました
マカロニウェスタンブームの火付け役「荒野の用心棒
これも「荒野の七人」に出演していた
チャールズ・ブロンソンかジェームズ・コバーンを主役に据えたかったという話が
荒野の七人の元ネタは…今では俳優・スタッフの仕事確保、もう公共事業?となっている日本映画
昔は世界に影響を与えていた?

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次はthe bad(悪玉)⇒エンジェル・アイ
演じるはリー・ヴァン・クリーフ
ゲーム、メタルギアシリーズのリボルバー・オセロットはこの人をモデルにしてるとか…

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最後にthe good(善玉)⇒ブロンディ
演じるはクリント・イーストウッド
言わずと知れた伝説的スターです。
ウエスタン、冒頭に出てくる敵ガンマン3名に
この「善玉・悪玉・卑劣漢」を起用するという案もあったようですが
イーストウッドのスケジュールが押さえられず断念したという話も
人気で引っ張りだこ
今だとベネディクト・カンバーバッチみたいなイメージ?

the goodの字幕が出るまで約30分、全編178分、ほぼ3時間…
この映画、IMDbで現在9位と非常に高い評価を得ております
人気映画監督クエンティン・タランティーノがベストムービーの一つに上げているそうで
しかし3時間の長尺、それに時間の使い方が贅沢です。
見るだけとはいえハードルが高いかも。

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エンジェルが情報を聞くシーン
1966年製作、これは特殊効果ではなく二次大戦の傷痍軍人?

大筋は悪玉(エンジェル)が大金を掴んでいる南軍の軍人⇒ビル・カーソンを探す
そこに卑劣漢(トゥーコ)と善玉(ブロンディ)が絡んでいき…という感じです
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トゥーコの仕返しで死にかけるブロンディ
最後に突っ込まれますが「善玉」じゃないよなあという事をやってますので
致し方ないのですが
止め…となったところで砂漠の彼方から馬車が…
宝くじに当たる方が確率高そう
名作映画といえどご都合主義の幾つかは避けられない?

「善玉」じゃないよなあ
ホントのクリント・イーストウッドもこんな感じなのでは?と思えてきます
この方の名声を確固たるものにし日本の娯楽シーンにも多大な影響を与えたダーティハリー
最初ポール・ニューマンにハリー刑事役をオファーしたという話があります。
脚本を読んだポール・ニューマンが
「これオレに合わないんじゃないか、クリント・イーストウッドとかの方がイイんじゃない」
といったやり取りの結果ダーティハリー⇒イーストウッドと相成ったそうで
日本だと「何でもやります」となりそうだが…
あとは向こうのスターって地を出す傾向があるのだろうか?とも
やっぱりホントのクリント・イーストウッドもこんな感じの人だったのか。

ともかく悪玉より先に大金(20万ドル)の在処を掴んだ卑劣漢と善玉
卑劣漢が墓地を、墓標は善玉が知っているというのがミソです。

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戦乱の最中使える風呂を見つけたトゥーコ
入浴中冒頭に出てきた男が復讐に…銃創が原因で右腕を失った模様
アラフィフ親父の入浴シーン…誰得?田亀源五郎先生とか…
ウエスタンみたくアラサー美女の入浴シーンなら喜ぶ人も多そうですが

拳銃、今でも水に浸けるのは良くないはずですが
パーカッション式だと撃てなくなるのでは…
いや金属薬莢式?
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金属薬莢、ググると1847年にフランスで発明されたという記述も
しかし金属薬莢だと最後の仕掛けに説得力が無くなるな
パーカッションキャップという部品が機能しなければ火薬と弾頭がセットされていても
撃てないとなるようですが
今撃つのだと練炭みたいに火薬を固めたモノもあるようで
当時はこんなモノ無いでしょうから装填は更に大変だったでしょう
自動拳銃の替えマガジンのイメージでシリンダーごと交換というのもあったとか…
火薬を固めたモノ⇒ペレットを使う分には必要ないみたいですが
粉火薬を使う時は隣の薬室に引火しないようにグリスが必要との話も
如何にも忘れそうな話ですから当時はグリスを忘れて自分が大怪我するというのもあったのでは
細部を気にして大筋が作れない典型的なオタクですな。

細部ついでにお金の話
ブラックティガーから
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南北戦争直後のアメリカだと金額大きすぎるかも
オースティン・パワーズという映画で悪役が国際連合風組織に100万ドルを要求して
「金額が小さい」と失笑を買うシーンがありました
1960年代は100万ドルというと個人レベルの金額ではなかった?
他の映画を思い返してみるとゴッドファーザー、ジャッカルの日、ダーティハリー…
“最後の西部劇”ワイルドバンチで“1万ドルなら家族を見殺しにするのも考える”
といったやり取りもありました
この続・夕陽のガンマン、20万ドルといえば1966年当時でも夢のような大金で
南北戦争だと有り得ない額だったのでは。
ブラックティガー、為替に加えてインフレとなると話がややこしくなり過ぎるから
続・夕陽のガンマンあたりに倣って為替のみで…としたのかも。

今回の記事、あらすじはwiki等で読めるので変な話を多めにしてみました。

マトリックス

1990年代洋画
10 /28 2016
この映画といえばこのシーン
マトリックス (3)
・ウォシャウスキー姉妹になられたようで
前世紀末の超ヒット映画「マトリックス」
Huluで何気に検索してみるとラインアップにあるようです
そしてマトリックス関連の人物をググってみると
「ラナとリリーのウォシャウスキー姉妹」というのが
「あれ?アンディとラリーのウォシャウスキー兄弟監督じゃなかったっけ?」
どうやらトランスジェンダー、LGBTの「T」だったようです。
拙作の紹介を挟んでしまいましたが弟の夫からLGBT作家つながりで記事を書いておくことにしました。

ウォシャウスキー兄弟⇒ウォシャウスキー姉妹
もう書きたい事は書いてしまいましたが
内容にも触れてみたいと思います

物語は1999年当時の現在、あるビルの一室から始まります
警察が一人の美女を逮捕しようとしますがその美女は超人的な体技で警官たちをなぎ倒し
逃亡します、なぜあそこまで超人的な身のこなしを?電話で消えたのはなぜ?ダークスーツ姿の3人組⇒エージェントというのは何者?
数々の謎を残して場面転換、主人公のキアヌ・リーブスが登場します

以下のあらすじはwikiの抜粋です

トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)は、大手ソフトウェア会社のメタ・コーテックスに勤めるプログラマである。
しかし、トーマスにはあらゆるコンピュータ犯罪を起こす天才ハッカー、ネオという、もう1つの顔があった。
平凡な日々を送っていたトーマスは、ここ最近、起きているのに夢を見ているような感覚に悩まされ
「今生きているこの世界は、もしかしたら夢なのではないか」という、漠然とした違和感を抱いていたが、
それを裏付ける確証も得られず毎日を過ごしていた。
ある日、トーマスは「起きろ、ネオ」「マトリックスが見ている」「白ウサギについて行け」という謎のメールを受け取る。
ほどなくしてトリニティ(キャリー=アン・モス)と名乗る謎の女性と出会ったトーマスは、
トリニティの仲間のモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)を紹介され
「貴方が生きているこの世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられ、
このまま仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるかの選択を迫られる。
日常の違和感に悩まされていたトーマスは現実の世界で目覚める事を選択する。
次の瞬間、トーマスは自分が培養槽のようなカプセルの中に閉じ込められ
、身動きもできない状態であることに気付く。トリニティ達の言ったことは真実で、
現実の世界はコンピュータの反乱によって人間社会が崩壊し、人間の大部分はコンピュータの動力源として培養されていた。
覚醒してしまったトーマスは不良品として廃棄されるが、待ち構えていたトリニティとモーフィアスに救われた。
トーマスは、モーフィアスが船長を務める工作船「ネブカドネザル号」の仲間として迎えられ、
ハッカーとして使っていた名前「ネオ」を名乗ることになった。
モーフィアスはネオこそがコンピュータの支配を打ち破る救世主であると信じており、
仮想空間での身体の使い方や、拳法などの戦闘技術を習得させた。人類の抵抗軍の一員となったネオは、
仮想空間と現実を行き来しながら、人類をコンピュータの支配から解放する戦いに身を投じる事になった。

ネオ=トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)
マトリックス (5)マトリックス (7)
この映画、香港映画の影響、あとウォシャウスキー兄弟(当時)は日本の漫画・アニメも好きとのことで
カンフーでの格闘シーンも目立ちます。この人の突きや蹴りは軽そうであまり強そうに感じませんが
映画は面白い。カンフーの達人⇒その他の演技やルックスはダメ…これも困るでしょうなあ…
プレイボーイかゲイの人気俳優、この方はゲイという根強い噂が、ガス・ヴァン・サント監督の
マイ・プライベート・アイダホ」出演等が効いている?
ガス・ヴァン・サント、ウォシャウスキー兄弟…映画作家だとLGBTが普通になっているような
井筒和幸監督が何かのコラムで「欧米の映画界はゲイがやたらと多く~」と書いておりました
映画作家だとLGBTが普通、「欧米に限る」かもしれません。

トリニティ(キャリー=アン・モス)
マトリックス (4)
アクションのキレはキアヌ・リーブスより上と思ったのは私だけだろうか?
公開当時32歳、日本ではこの作品以外では馴染みが無いという人が大多数でしょう。

モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)
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出演作の多い方ですが「マトリックスのモーフィアス」が一番馴染みがあるでしょう
私の性癖に多大な影響を与えたC・ブロンソン主演「ロサンゼルス」にも出演しております
街のチンピラから人類解放の導師役、超出世です。

エージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)
マトリックス (6)マトリックス (2)
敵役代表でエージェント・スミス、
囚われたモーフィアスへの尋問シーンなど重要なセリフも多いです
以降のシリーズにもパワーアップして登場
超大作ロード・オブ・ザ・リングにも出演しております
「あ、エージェント・スミスだ」となったのは私だけ?

なぜ仮想世界を?人類が“機械”の動力源太陽光を遮っており
それに替わる動力源として人間の生体反応を使っているという設定
マトリックス (1)
目覚めたネオに世界の状況を説明するシーン
「人類の実態は…これだ」 背景ナシが効果的と思いました

「ザイオン」に太陽を取り返すカギがあり(でいいのかな)
それを取り返せれば人類を生かしておく
必要は無くなる、従ってモーフィアスたちも暗く惨めな現実に耐えて戦う必要があるのだが…
※作中では「人類の解放」くらいしか語っておりません。

マトリックス (10)
マトリックス内で恵まれた立場になれれば…説得力のある裏切り
太陽が無い世界に生きるというのも辛そうですし
かのミシェル・プラティニが現役時代の回想で
「イングランドのクラブには行くつもりは無かった」
という話をしておりました、理由は
「誰だって太陽が降り注ぐ国の方が良いでしょう?」

この映画、3まで作られておりますがシリーズのオチが思い出せない…
結局「ザイオン」に何があったか思い出せないのが大きい?
3部作全て映画館で観ましたが3でガクッと爽快感が無くなり
ネオが現実で盲目になる大怪我をする
終盤ネオとエージェント・スミスがドラゴンボール風超人バトルを繰り広げる
しかし何か迫力に欠け
「映画のキメの戦闘シーンやっぱり銃撃かなあ?ブルース・リーみたいなのなら話は変わるが」
とか考えてしまった…思い出せるのはこれくらいですな。

マトリックス (11)
このシリーズで一番のお気に入りアクションは1作目、ロビーでの銃撃戦

最後に
「今生きているこの世界は、もしかしたら夢なのではないか」
この世界設定
「自分は男となっているが本当は女なのではないだろうか」
…といったトランスジェンダーの感覚が活かされている?
という一文を書いて〆てみます。

団哲夫

ひっそり生活しつつ
漫画等で小銭稼ぎをしよう
とデジ絵に取り組んでるオッサンです。
リアル「俺はまだ本気出してないだけ」?
それとも…
好きな映画は60~70年代名作洋画
好きな漫画は北斗の拳、シティーハンター、とらぶる
そして成年漫画家のホムンクルス先生
ゲームはファイアーエムブレム、アマガミ・・・
とカオスな取り合わせです。
記事の振れ幅が激しく付き合いづらいかと思いますが
ご感想などあればコメントも歓迎しております。