ジャンプ流 vol.18 秋本治

こちら葛飾区亀有公園前派出所
10 /05 2016

DVD付き隔週刊雑誌「ジャンプ流」18号は秋本治先生
当初買うつもりは無かったのですがこち亀終了フィーバーに乗って購入してしまいました。
発売日から「こち亀が終わるなら…」という人が相当数いるのでは?

このシリーズ、絵が売りの矢吹健太朗村田雄介先生のモノを購入しましたが
内容はそれらと同様 複製原画・モ写用紙(どちらもA4)
DVD・20P(表紙含む)の小冊子「秘伝ガイド」の4点です。
ミウラタダヒロの麗子さん
付録の複製原画はコレです、近年纏を重用してきたとはいえこち亀のヒロインといえば麗子
その麗子のセクシーポリス衣装です。絵柄が違う?
秋本先生、こち亀終了後の次回作は「女勝負」で行くおつもりのようで絵柄を変えてみたとの事 
ウソです、それにこち亀といえば両津でしょ!ということで…
健さん風両さん
往年の大スター・高倉健を彷彿とさせる両さん、こち亀ジャンプの表紙を007風にしたので
こちらは和風で仕上げてみたとの事。
これもウソです

上記二点はこれを使って当方が描いたモノです。

ホントの複製原画は何?という人は雑誌「ジャンプ流」18号を入手して
チェックして頂きたいと思います。

・やはり「速い」
目玉のDVD収録の作画過程
白紙から色塗りまで収められております
絵は両津の全身図、背景はナシです
色塗りまで全てアナログでした。

下書きはシャーペン、やっぱり下書きはされるようで
そしてペン入れ、仕上がりは置いておいて矢吹健太朗・村田雄介先生に比べると圧倒的に速いです
Gペン一本で一発でガリガリと線を引いていきます
紙の回しも少ない…手足、あたりを取った程度の下書きにザクザクと指を描き入れていきます。
修正もほとんどしない模様、ちょっとハミ出した程度ならそのまま進める?という印象を受けました。

Gペンで強い線を一気に、とやるとインクだまりが出来がち、そこはティッシュを当てておりました。
これにしても下手するとホワイトで修正となるので注意が要るでしょう。

色塗りもペン入れしたモノにそのまま塗っているのかな?
コピックは使わず絵の具オンリーのようです。
口の所に明らかなハミ出し、流石に修正かけるだろう、どうするのかな…
そこの部分は収録されておりませんでした。

作画を速くするには?あたり程度の下書きで清書出来る、線を一気に引ける
あと修正が少ない、無いのが理想…ほとんどの条件が当てはまっております。

これは乾燥時間込みで半日以内で仕上げているのでは?
そして速さ、粗さが両津を描くのに効果的になっているような気がしました。

制作スタジオ紹介、秋本先生、香取慎吾主演のドラマ等でTV出演されておられるからか
堂々と顔出しでインタビュー&取材に応じられております。

華美さが無く広々とした応接室、そしてオフというのもあるでしょうがサッパリした制作スタジオ
机は事務机を使っておられるようです
秋本先生、還暦を過ぎた大物作家ということで風格も感じますが口調・物腰、そして仕草、
一部の趣味を除いて両津とはキレイに正反対の人物で
こち亀キャラで一番近いのはバイクに乗っていない素の本田なのでは?と思ってしまいました。

こち亀第一巻の後書きは小林よしのり先生で「土方みたいなオッサンが鼻毛抜きながら描いていると思っていた」
という一節がありました
そういう風に思っている人が少なくなかったようで十中十まで「意外」と言われたようです。
漫画家の作業、内容と量からゴツイ人だと厳しいのでは?とも思いますが
宮下あきら本宮ひろ志、あと板垣恵介(敬称略)…
「ああ、なるほど」という風貌だったなあ…

・こちらも「早い」
制作スタジオで自らの机に座りネーム公開&裏話
ネームは担当じゃないと分からない程度に書いて一日あれば作れるという話が
2本以上ネームを用意してアシスタントに先行して描かせることもあるということです。
ネーム作成も速いからアシスタントを早く動かせる
秘伝ガイドのスケジュール表によると流石に週休1日との事ですが
これ位速い&早くないと漫画の週刊連載をこれだけ続けるなんて無理なのでしょう。
人間慣れといっても週一回以上必ず徹夜とかずっと3~4時間睡眠という生活をいつまでも続けられるはずがありませんし。
こち亀170巻
170巻から、絵が下手という設定でしたがいつの間にか漫画家にまでなってしまっている両さん
こういうのは自らのエピソードを誇張しているのかも?

秘伝ガイド、現在集英社の社長になられているこち亀初代担当堀内丸恵氏のインタビューも面白かったです
社長に出世、こち亀の連載と併せるように週刊少年ジャンプが日本一の雑誌に成長
あと「ムチャはしてもらわないといけないが込み入った作画で週刊連載」その道筋をつけた功績を買われたとかでしょうか?

他はこち亀ではありませんがデジタル作画の基本という頁もありました。
このシリーズ「デジタル作画話が少ない」という声も上がっている?
ジャンプでフルデジタルは食戟のソーマの佐伯俊先生、ここでは触れておりませんがゆらぎ荘の幽奈さんのミウラタダヒロ先生もそうでしょう。
加えて現在ジャンプ+に作品を上げているうすた京介先生を紹介しておりました。

アシスタント作業など一部デジタルというので村田雄介・葦原大介・麻生周一・堀越耕平・高橋和希(敬称略)を紹介しております

ジャンプ流 vol.18、当初買うつもりは無かった、と言いながらしっかり楽しませてもらい記事も書いてしまいました。

P・Sこち亀ネタを連発してしまったのでカテゴリーを分けてみました。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

団哲夫

ひっそり生活しつつ
漫画等で小銭稼ぎをしよう
とデジ絵に取り組んでるオッサンです。
リアル「俺はまだ本気出してないだけ」?
それとも…
好きな映画は60~70年代名作洋画
好きな漫画は北斗の拳、シティーハンター、とらぶる
そして成年漫画家のホムンクルス先生
ゲームはファイアーエムブレム、アマガミ・・・
とカオスな取り合わせです。
記事の振れ幅が激しく付き合いづらいかと思いますが
ご感想などあればコメントも歓迎しております。