ファイアーエムブレム 暁の女神

ゲーム
05 /11 2014

・映画・漫画そしてゲーム、見事な完結というのは難しい・・・
蒼炎の軌跡が気に入ったので「暁の女神」も2010年にプレイ、結論から言うとちょっと残念な出来でした。
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パッケージには出ておりませんが前作「蒼炎の軌跡」の主人公アイクがゲーム中盤から登場します
パッケージだけではわかりにくいのですが「暁の女神」は「蒼炎の軌跡」と密接に話・設定が繋がっている後日譚です。
アマゾンのカスタマレビューを参考に蒼炎の軌跡からプレイして正解でした。暁の女神をいきなりやるならGC関連機器を揃えてでも蒼炎の軌跡をやった方が良いのでは?というのが私の意見です。

「暁の女神」は「蒼炎の軌跡」を仲間に出来るキャラは全員仲間にする(シノンが一番難しいと思う)&生存、そして漆黒の騎士撃破という理想的な形でクリアしてから3年後という設定、「暁の女神」テリウス大陸シリーズ完結編といった趣でしょうか。
アイクがゲーム中盤から登場、これは「オウガバトル」シリーズなどでも見られた前作キャラが強力助っ人に、というのでは無く中盤以降ミカヤ(パッケージの銀髪の女の子)からアイクに主人公が交代します。
「暁の女神」の主人公はミカヤ、と製作者は語っておられるようですがアイクはゲーム終盤回避不可の一騎打ちがあったりラストボス撃破に必須というユニット、主人公以外の何なのだろう。
隠しキャラ+真エンディングを見るために2周するところまではやりましたが3周目でマニアック・・・2周が限界でした、序盤のキャラで最後まで使えるのがミカヤとサザだけ(使わされるが正しい表現だと思う、この二人外していいなら躊躇なく外す!)なので序盤&デイン側マップの徒労感がツラい・・・。

・シミュレーションRPGとしてマズイのでは
「蒼炎の軌跡」⇒「暁の女神」を通してプレイしてみるとGC⇒Wiiの橋渡し企画というのか
初めから2部作の構想で「蒼炎の軌跡」発売時には「暁の女神」のあらすじも出来ていたような印象を受けます。
しかし「暁の女神」の方は「蒼炎の軌跡」から引き継いでいるストーリー進行と新規登場も合わせて膨大になったユニットの登場機会確保に汲々としてしまった感があります。

ファイヤーエムブレムの面白さの一つ寝返りキャラも新規ではたった一名、序盤の槍使いブラッドだけということに。
蒼炎の軌跡で戦闘に参加するのは46名、しかもイナ・ナーシル・ティバーン・ネサラ・ジフカといった大物ラグズ(ラグズ=半獣半人)はまとめて戦闘に参加することはありませんでした、特にティバーン・ネサラ・ジフカはべらぼうに強いので一気に参戦となるとゲームバランスが崩壊したでしょう。(暁の女神はそれをやったからゲームバランス崩壊?)
ラグズ、下っ端は大した事ないけど王族たちが滅茶苦茶に強いのでべオク(普通の人間)もラグズを絶滅させるところまでは出来ない、という感じでこの世界、テリウス大陸はバランスを取っているのだろうか。

話はそれましたがとにかく蒼炎の軌跡では一度のプレイで仲間になるのは43名が限度、蒼炎の軌跡からラルゴ以外は全員参加でそれだけで45名、これだけでもお腹一杯の感がありますがさらにサナキ、シグルーン、リアーネ,etc.といった面々も今作では戦闘に参加。
それに加えてミカヤなど「暁の女神」からの新規登場組・・・さすがに限界を超えている気が。

ゲーム全般を通じて強制出撃など出撃メンバー選択に制限が多くユニットは多いのに「任意にユニットを育成する」のが困難という本末転倒な状態に、

ストーリー進行も相まって中盤~終盤に入るユニットが強力かつ登場機会も多いので最初からいるユニットをじっくり育成するのは大変なだけという「RPGとしていかがものか?」という仕様に。
支援会話も誰とでも結べるテンプレートが基本ですので新規登場組を使用するモチベーションがますます低下します。
この支援会話の仕様もユニット数が多いのと出撃機会の制限が多いせい?
ユニットがロスト(HP0になる)した場合以降の戦闘には参加不可、というのがシリーズの基本だったので救済措置が全くないのも困る、とはいえユニットの選択に幅を持たせるようにすれば任意の育成が可能になるのでここまでバランスは崩れなかったのでは・・・
傑作が生まれるには?ゲームシステム・ストーリー・キャラクターのバランスか?
グラフィックがキレイになるだけではダメなのが難しい所かも。

・好意的に捉えるとファンの疑問に応えるという面もあった?
時間を遡ってSFC「紋章の謎」の思い出を、マルス、オグマなど第一部で活躍させたユニットも第二部になるとまた一からなので「歴戦の戦士なのにこんなに弱いのかな」と感じたことがあります。
ゲーム開始時~序盤で登場するユニットがあまりステータスが高いとゲームにならないでしょうし
中盤~終盤で強力ユニットで登場となるとストーリーや他のユニットとの絡みが薄くなる、となるでしょう。

「今までに無いパターンを」というのと「歴戦の戦士が弱いのはオカシイのでは」という視点から「暁の女神」でのアイクたちグレイル傭兵団“中盤~終盤で強力ユニットで登場”を選択したのかも。
結果ミカヤたちがつなぎ役になってしまい影がうすくなった感が、
アイク登場以降もアイク⇒ミカヤ⇒エリンシアと操作する軍が切り替わった後に軍勢を3分割する、という展開になるので
「蒼炎の軌跡」のファンの私としてはアイクたちが中盤からの登場で操作機会も限られる事に不満を感じました。
切り替え&軍勢3分割は持ち物調整などが大変で面白いというより煩わしさを感じたのは私だけか?

「暁の女神」ユニット過剰が主因で不満点が目立つ出来だった、というのが私の感想です。
しかしWiiで登場というのもあり「蒼炎の軌跡」よりセールスは改善した模様で、とはいえ20万本行っていないようです。
ゲーム全体としてはちょっと残念な出来でしたがグラフィックはかなり力が入っております、売る側としてはかなり期待外れの結果だったのかも?
DSのマルス王子編リメイクに手抜きの匂いがするのは「蒼炎の軌跡」&「暁の女神」2部作の穴埋めだったのでは?と推測してしまいました。

手抜きの匂いと言いながらこれがなければ「蒼炎の軌跡」もプレイしなかったと思う。
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団哲夫

ひっそり生活しつつ
漫画等で小銭稼ぎをしよう
とデジ絵に取り組んでるオッサンです。
リアル「俺はまだ本気出してないだけ」?
それとも…
好きな映画は60~70年代名作洋画
好きな漫画は北斗の拳、シティーハンター、とらぶる
そして成年漫画家のホムンクルス先生
ゲームはファイアーエムブレム、アマガミ・・・
とカオスな取り合わせです。
記事の振れ幅が激しく付き合いづらいかと思いますが
ご感想などあればコメントも歓迎しております。