夕陽のギャングたち

1970年代洋画
05 /17 2014
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ジェームズ・コバーン、このアップは雨の夜、政府軍による銃殺刑の場で・・・というシーンから
このシーンの雨、そして光と影のコントラスト、ジョンの回想がオーバーラップし・・・印象に残るシーンでした。

・時代設定は1930年代?と思いましたが
革命下のメキシコを舞台にメキシコ人山賊とアイルランドから流れてきた革命闘士の戦いと友情を描いた作品です。
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マカロニウェスタン、西部劇という触れ込みですがオートバイ、マシンガンもスマートなモノがチラホラ、拳銃もあれはブローニング・ハイパワー?装備と画面の雰囲気から時代はインディ・ジョーンズみたいに第二次大戦前あたり、メキシコ革命という話だがワイルドバンチよりも後という時代設定だろうか?と思いながら見ているとパンチョ・ビラ、フエルタ将軍、ワイルドバンチで聞き覚えのある名前が出てきます、それらの人物は作中では存命のようで。
どうやら作品は1913年のメキシコが舞台のようです、時代設定もワイルドバンチと同一ということに。
1910年代、オートバイもあったようですが相当な高級品で故障・パンク、燃料を考えたら馬の方が良かったかも?
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機関銃以外に装甲車も登場、司令官の面構えも手伝ってメキシコ政府軍というよりナチスドイツ?という雰囲気を醸し出しております。
装甲車も一次大戦前にあったという話も、あるとはいえ普通のクルマを作るにしてもトヨタですら自動車部門は設立されていない時代、普通のクルマでも高級品のはず・・・T型フォードはもう出ているのでそうでも無かったのだろうか?

・多少のアラを押し流す勢いというのか魅力かが持ち味?
メキシコ革命にしては装備が新しすぎる、時代はいつなのだろう?
ラスト、あれだけの事故なら兵士もほぼ全滅では・・・などとも思いますが全編通してなにか画面から力を感じます。
これが映画監督の力量なのだろうか
ジェームズ・コバーン演じるジョンの本名ショーンを連呼するテーマ、他の曲も童謡「ずいずいずっころばし」を連想させる節もあったりと最初は奇妙に感じますが映像を見ているとテーマ曲と合わせて何か画面に引き込まれてしまいます。
奇妙な曲と言いながらこの映画の曲を聞いているとゲーム「ドラゴンクエスト8」を思い起こしてしまいました、これは「ウエスタン」でも感じた事なのですが。
エンニオ・モリコーネも他の作家に影響を与えているのかも。
あとは年代からかアニメ「ルパン三世」を思い起こすことも・・・ジェームズ・コバーンがルパン三世のアニメから抜け出てきたような体型だからか?
(実際ルパン三世の相棒次元はこの人をイメージしているという話も、吹替えの声が小林清志さんで同じというだけ?)

映画の冒頭、ジェームズ・コバーン演じるジョン(ショーン)はロッド・スタイガー演じるファンの山賊団に囲まれますが余裕綽々、その答えは・・・
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ダイナマイトの無い所を狙えば・・・という人のためにニトログリセリンまで披露してくれます。
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こういうシーンの走りなのでは?

なぜこんなに爆薬を抱えてメキシコに・・・ジョンはどうやら銀探しに来たようで、ファンは銀よりいいモノがあると提案します。
「金はこの辺りには出ない」というジョン、ファンの提案は「街の銀行を襲う」事なのでした。
映画は1971年製作、劇中では1913年、そして2014年現在、銀鉱を当てたといっても銀は現在1グラム80円に満たない額ですので日本の感覚ではダイナマイトの元も取れないのでは?金鉱としても金は鉱石1トンあたり10グラム採れれば御の字らしいので1トンの鉱石から現在5万円未満、鉱石を採って運んで砕いて精製して・・・日本だとあっという間に足が出そうです。
現代日本だと
-「金銀より割がいいモノがある」
-「銀行破りか?」
-「んなヤバい橋渡んなくてもいいよ、トヨタの工場で働くんだよ」
-「相当キツイし学力もいるみたいだが」
-「悩んでいても仕方ねえからとにかく期間工員に応募してみようぜ」
これが平和というモノか?
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団哲夫

ひっそり生活しつつ
漫画等で小銭稼ぎをしよう
とデジ絵に取り組んでるオッサンです。
リアル「俺はまだ本気出してないだけ」?
それとも…
好きな映画は60~70年代名作洋画
好きな漫画は北斗の拳、シティーハンター、とらぶる
そして成年漫画家のホムンクルス先生
ゲームはファイアーエムブレム、アマガミ・・・
とカオスな取り合わせです。
記事の振れ幅が激しく付き合いづらいかと思いますが
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