総員玉砕せよ!

一般
12 /01 2015
・水木しげる先生がお亡くなりになったということで

水木先生が自身の軍隊経験を基に描いた漫画作品、当方が持っているのは文庫版です。
テレビドラマ化もされているようです。

映画「永遠のゼロ」ではありませんが
この作品「総員玉砕せよ!」を受け継ぐのも重要な仕事かもしれません。

戦争反対!…しかし水木しげる先生以外にも
名作洋画「戦場にかける橋」「猿の惑星」の裏話が印象に残っております
「戦場にかける橋」はともかく「猿の惑星」のどこに二次大戦の影響が…
この二作品、どちらもフランス人小説家ピエール・ブールによる話でブール氏の捕虜経験が
反映されているらしいです。
実話を下敷きにしたと言われる大脱走
未だにシリーズが続いている007、原作者イアン・フレミングは
二次大戦下英情報部に籍を置いていた人物。
ドレスデン空爆を経験したというカート・ヴォネガット

海外の作家の話を入れたのは世の東西問わず才能ある人物が戦争を経験した時に
後世に残る作品が生まれるというのもあるのでは…と思ってしまったので。
戦争で才能が研ぎ澄まされる」「魂が磨かれる」というのもあったりして…

平和を求めるなら新しい娯楽作品がイマイチとか魂が入っていないとかの
不満を抱いてはいけないのかもしれません。
ショービズ・漫画・アニメ等娯楽作品がイマイチと思うならそれは平和の代償と思えば良いのではないでしょうか

「総員玉砕せよ!」の中身にも触れたいと思います
物語は軍隊の日常生活から始まります
しかし日常生活といっても川越えでの転落、食料調達でのあっけない死
平穏なようで死がサラリと描かれるところに「軍隊というのはこういうもの」みたいな説得力を感じます。
そして押し寄せてくる米軍との戦闘、戦局の悪化、玉砕へ…
この日常から米軍との戦闘、凄惨な展開に、の切り替えがと巧みと思いました。
転換点が分かりにくい「いつの間にか戦いに」というのに恐ろしさを感じました。img146.jpg
丸山初年兵が水木先生と思われます
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いろいろややこしい事を言っても食うのと快楽(エロ)人間は結局ソレなのだろうか?
二次大戦終結から70年、女性兵というのもあるようですが
もしこういう状況に出くわしたら女ならどう思うのだろうか?
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終盤の軍医と参謀とのやり取り、日本にとってあの戦争の目的はかなりの人数を玉砕させる事だったのでは
と考えてしまいました。
日本、とにかく人が多いから人をすり減らさないとマズかったとか…
二次大戦の結果 樺太・満州・台湾などに広げた勢力圏も蒸発し人口にしても急激に増えてしまったわけですが
アメリカの傘下で「全ておカネ」になったので結果オーライということだろうか。
おカネを稼ぐには?人を増やして産業を高度化、というのが基本になるかと思われますので。

そして2015年、イスラム国によるテロ、中国の軍拡?などキナくさい話が増えておりますが
それと裏腹に今のおカネ⇒米ドルは強くなっており
テロや軍拡をやる労力があるなら働いておカネを貯め込めば良いじゃないかと思ってしまうのですが。
私も日本人なので。

日本、資源は何処から来る?というのがありますので「戦争をしない」というのも実は難しいことなのかも
永遠の米ドル高(若しくは円高)、そしてデフレ加速であれば資源などいつでもいくらでも買えるとなるのでしょうが
それだと累積債務が問題になりそうな気も
水木先生が遺した作品も「感動した」けど結局戦争に…となってしまうのだろうか。
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締めはゲゲゲの鬼太郎の1シーンから、ねずみ男が鬼太郎の手柄を横取りして勲章を貰うシーン
この辺りにも従軍経験が活かされているのではないでしょうか。
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団哲夫

ひっそり生活しつつ
漫画等で小銭稼ぎをしよう
とデジ絵に取り組んでるオッサンです。
リアル「俺はまだ本気出してないだけ」?
それとも…
好きな映画は60~70年代名作洋画
好きな漫画は北斗の拳、シティーハンター、とらぶる
そして成年漫画家のホムンクルス先生
ゲームはファイアーエムブレム、アマガミ・・・
とカオスな取り合わせです。
記事の振れ幅が激しく付き合いづらいかと思いますが
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